社長ブログ

落語の秋、そして冬

緊急事態宣言も開け、少しずつ人の流れは増えているのかな?

人が流れないと経済は心配、

だけど流れ過ぎるとまた次の波が心配。

そんなどっちに転がっても状態が続くなかの10月。

8.9.10日と3日連続の落語公演でした。

8日は福北寄席。

三遊亭遊雀・遊かり師弟競演。

遊雀師匠はこれで3回目の福北寄席なのですが

これまでは教育文化ホールと共済ホールで

時計台ホールは初。

「ホールよりやりにくいかな?」

と心配していたところ、会った時から師匠は上機嫌。

聞くと札幌時計台には若い頃から思い入れがあり

その時計台で落語ができることが嬉しいとのこと。

終始笑顔で枕でその話をする師匠の顔を見てるだけでも幸せな気分になりました。

そしてその翌日が千歳演芸寄席。

この日出演する前座の桂壱福さんは、恵庭の出身。

この千歳文化ホールで落語を見て落語家になることを決めたそうで、今回は凱旋公園となりました。

開演の1時間以上前から数人のお客さんが入り口できょろきょろ。声を賭けたら壱福さんの家族親族の皆さん。

本人以上に家族の方がどきどきしているご様子。

そして本番。

北海道デビューの壱福さん。しっかり笑いを取りました。

そして10日は札幌・共済ホール。

春風亭昇々、瀧川鯉八、立川吉笑、玉川太福による

ソーゾーシーを開催。

新作にこだわる4人の新たなる創作作品。

前日千歳公演から移動の大福さん以外の3人は

朝、羽田⇒千歳で、夜に帰る強行スケジュール。

「札幌でゆっくり美味しい者やお酒を楽しみたかったんですけどね」

それはまた次回の機会で!!

てことで10月は3日連続公演で盛り上がりましたが

年末に向けても落語公演が続きます。

まず11/29.30は小痴楽・宮治・花金三人会

そして12/10の福北寄席は、若手落語家10人による注目ユニット・芸協カデンツァから立川幸之進と笑福亭希光が登場。

さらには12/11には古今亭円菊一門の

菊志ん、菊太楼、文菊による三兄弟の悪だくみin札幌が開催。

その頃にはもう冬ですね。

落語の秋、そして落語の冬。

まだまだもろもろ落ち着かないご時世ですが、

笑う門には福来る精神で行きましょー。