社長ブログ

日本シリーズ終わったね

今年の日本シリーズは面白かった

こんなに見応えのあるシリーズは久々だ

そういった声をずいぶんと聞くが

そんなに2年続けて4連勝しちゃったのがいけないのかよー

と思ったりするわけだが、まぁ、野球の試合として

見ていて面白い試合続きでした。

今シリーズは全てNHK-BSで中継があったので

その年活躍、話題の現役選手のゲストコメントや

アナウンサーのオーバー実況を聞くこともなく、

ノーストレスで見られたのも良い理由の一つである。

「1点差続き、手に汗握る接戦」

で括ってしまいがちだが

解説の小早川さんや和田さんも言っていたが

実はエラーやミスが多く、そこで点を失ったチームが負け

ミスをしながら防いだチームが次の展開に持ち込むという

当たり前だがチームプレーらしい試合展開をお互いにした結果、

クロスゲームが続いた。

捕手監督のオリックス

投手監督のヤクルト

野手監督と違い守り重視になるのかともみえるが

中嶋監督はあぁ見えて博打的采配を好むよなぁ。

CSで誰もだバントと思う場面でバスターを仕掛けてサヨナラ勝ちしたように、

意外性の一手を打つことがある。

意外性の一手ってはまると絶賛されるが、

失敗するとなんで???となる。

第6戦の9回裏。

一死二塁で代打大下なんて大ばくちですよね。

シリーズ出場1試合のみで

しかもシーズン通じて1か月以上ヒットすら打っていない。

今季の一軍成績は25打数4安打。

だが4本中3本は神戸で打っている。

神戸と相性のいい男を起用!

サヨナラヒットになれば名采配!!!となったのでしょうが

結果は三振。

二死二塁から代打の切り札ジョーンズ登場も申告敬遠。

ジョーンズ使うなら送りバントせずに紅林に代打か、

そのまま打たせて一死1塁or無死1.2塁でジョーンズだったんじゃないかな。

中嶋監督は攻撃をどんどん攻める。

その結果、延長12回にはいい代打が残っていなかった。

12回裏一死1塁。もしジョーンズがベンチにいたら、

マフガクはまともに投げられたかどうか?

高津監督は投手交代で攻めまくった第6戦だった。

スアレス、マフガク、清水が複数イニング登板。

7戦にもつれたらどうするの?という采配(第7戦は奥山、高橋のダブル先発かなとも思って見てたが、さらに第6戦が引き分けだったとしたらこの二人が7.8戦に先発だったのかな?引き分けも想定した6戦目の高梨先発なら、それはすごい)。

そして「打」の方は、選手交代が少なく

引き分け目前の12回に代打の切り札・川端を起用ししっかり決勝のタイムリー。

投手の連闘や投球数を気にする高津監督がずいぶん攻めてるなと思ったら

最後の最後に攻撃でも温存した「攻め」を打ち勝利した。

まっ、結果が出てからならいくらでも書ける論ではあるが、

ヤクルトの方が一枚上手だったかな。

4戦目に勝った石川が「2015年の悔しさを」と語っていたが、

2015年の日本シリーズ。ホークスに敗れた時のメンバー。

山田、中村、石川、石山、それから川端。

前回の経験値分の差があったね。

オリックスは吉田のケガが残念だった。

野手の若さも見えた。

でも強かったね。

どちらを贔屓することもなく

純粋に野球として楽しんだ日本シリーズでした。

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