ラジコプレミアムのおかげで、場所も時間も関係なく、
全国のラジオが聞けるようになった。
学生時代、何万もするラジオを買ってアンテナをおっ立てて、
ギーギーガーガー雑音の中、
東京や大阪、名古屋や福岡のラジオ番組を聞いていた
ラジオ少年だった俺に
「毎月350円で全国どこの番組も聞けるんだよ。」
と言ったら驚くだろう。
さらに
「1週間聞けるから、深夜放送も夜中起きてる必要ないんだよ」
と言ったら腰を抜かすに違いない。
そんな学生時代に聞いていたラジオ番組の一つがコサキン。
小堺一機と関根勤のコンビ名。
「なぜコサキンなの?」
とか
「ムックンとラビーって何?」
ってのは、興味ある人だけググってください。
最初に聞いたのは、「ザ・欽グルス電リク60分」だから37年前だそうだ。
当時は深夜0時から1時間生放送。
そこから15分番組になったり深夜の生放送になったりといろいろ渡り歩き、
2009年春、37年半続いたコサキンのラジオの歴史が幕を閉じた。
主に学生時代に聞いていて大人になってからは、たまたま起きてた、
たまたまつけてたらやってた、くらいしか聞いていなかったが、
30過ぎても40過ぎても二人が喋るとついつい学生時代のころを思い出し、耳を傾けた。
そんなコサキンのラジオが10年ぶりに1回きりの特別放送で復活。
「令和に復活♡ぼくたち『コサキンDEワァオ!』です、ワァオ!」
1月3日に放送されたものをラジコで発見した。
ラジコプレミアムありがとー!
番組が始まったころお互い20代だったコサキン。
ムックンは64歳、ラビーは66歳。
溝手も中学生だったのに、50歳だ(笑)。
番組は、相も変わらず
くだらねー、意味ねーのオンパレード。
ラビーがラジオネームの連呼をたびたび忘れるといういかにもなブランクはあったが、
あとは昔のまんま。
変わらないは誉め言葉とも成長しないともどちらにも取れるが、
芸歴40年以上、テレビの世界では今でも一線で活躍する二人が
ラジオの世界では相変わらずムックンとラビーで
60代になってもこれができちゃうってのがすごい。
移動中のバスの中で聞いていたのだが、
笑いをこらえるのがつらく顔を両手で覆い、
前の日二日酔いでしんどいのよねぇオーラを出しながら
10年ぶりのコサキンを堪能した。
いつまで経ってもコサキンはコサキン。
70になっても80になっても
たまーにでいいからまたラジオをやってほしいな。
パッホーン。