社長の感想文

アオイホノオに、はまる

今さらかよ!と言われそうだが今さらなのです。

2009年から連載中で2014年にドラマ化された

アオイホノオ

2020年の5月にU-NEXTで見始めて

その面白さに2日間で11話を観賞し、

その勢いでコミック全23巻を大人買いした。

アオイホノオは漫画家・島本和彦の自伝的青春漫画。

大阪芸術大学に通いながら漫画家を目指すホノオ君(これが島本)と

その同級生や周りの人々の青春ストーリー。

ホノオ君は、自分にベラボー才能があると思っていて、

すでにデビューしている若き漫画家・あだち充や高橋留美子、原秀則らのことを

タダの大学生のホノオ君が批評したり、

後にエヴァンゲリオンなんかを作る庵野秀明らも登場して、

作者本人は「まんが道は巨匠の漫画だが、俺のはただの漫画家の漫画だ」

と言ってはいるが、有名になる前の若者たちがもがきながら、自分の道へ進んでいく関西のまんが道だ。

で、ウィキペディアを見て知ったのだが札幌出身の作者・島本和彦さんは

今札幌に住んでいて、父親の跡を継いでダスキンとTSUTAYAのフランチャイズ会社の社長さんをしているそうだ。

アオイホノオは今も連載中だが、社長業が多忙で漫画に充てる時間は月5日程度なのだとか。へぇ。

まだ23巻では大阪芸大の大学生で、東京にも進出していない。

この自伝漫画はあと30数年分はストックがあるわけだから月一連載で追いつくのかいなとか、勝手に心配になる。

社長業と漫画家業の両立は大変でしょうが、同じゲッサンのMIXより長期連載になるよう頑張ってもらいたい。

アオイホノオ 漫画

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