2009年ころ。
自分の持っていた仕事の95%がゼロになったことがあった。
担当した出版編集の仕事、
フリーペーパーの仕事、
スポーツ誌取材の仕事、
これがほぼ3か月間の間にすべてなくなったのだ。
フリーランスや自営業の場合、リスクヘッジが大事だという。
月に100万の収入だとしたら
A社30万 B社20万 C社20万 D社15万 その他15万
くらいバラバラで仕事があるといい。
これと比べ月120万の収入でも
A社110万 B社8万 その他2万
後者の方が収入は20%上だが、もしA社からの仕事がなくなった場合、
とんでもないことになるし、A社にばかり偏り過ぎると他との付き合いも難しくなる。
だから前者のように複数の会社と仕事をする方が、もしもの時にも安心である。
・・・と複数の仕事を請け負っていた当時フリーランスの私であったが、
大口3つの仕事が次々終了し、3か月後には収入が95%減になることがわかった。
こりゃやばい、なんてことになったんだ。
家のローンはまだ19年もあるのに、エライこっちゃーーー。
リスクヘッジなんもできてなかったじゃん。
で、あらためて失った仕事を振り返ると
出版編集・・・・・紙媒体
フリーペーパー・・紙媒体
スポーツ誌・・・・紙媒体
仕事はバラバラだったけど、全部紙媒体。
このころ(というかもっと前からだが)WEBの波がグングンやってきて、
紙媒体は打ち切られたり業務が縮小したりが増えてきた。
紙以外の仕事を探さなきゃ…
3か月後95%減になる収入確保のために
このころ動いたのが
・WEBライター
・ブロガー(のちのアフィリエイトへつながる)
・イベント企画
・MC
・イベント雑用(くじ引き屋の運営なんかもやったよ)
・飲食店マネージメント
ざっくり分けて
★人と会うことの少ないWEB関連
★人と会ってばかりのイベントやマネージメント
この2つが同時進行。
もちろん一気に減ったとはいえ紙媒体のライター稼業も細々と続く。
このころ溝手と出会った人は
「溝手さんってガツガツしてましたよねー」
そりゃガツガツするよ。収入95%減だもの。
そして2年くらいガツガツして今の形の仕事パターンができ
一人会社を2011年に作った。
その後溝手と出会った人には
「溝手さんっていつもユルイ感じで仕事してますよね」
と言われる。
「いえいえ何言ってますか、誠心誠意一生懸命やってますよ」
と言葉で出しても嘘になるくらい、ユルイよとよく言われる。
まっ、ホントにユルイかゆるくないかはわからんが、
やばいってガツガツやってたころは、周り見る余裕、確かになかったなぁ。
今は余裕あるついでに昼寝しちゃうもんなぁ(ダメじゃん)。
コロナによって仕事を失った人、収入が減った人、困ってる人たくさんいると思う。
おいらも一つの柱、パコンて倒れたしね。
でも何十年も生きてると、それも楽しまなきゃって思ってしまう。
明石家さんまがよくいう。
「生きてるだけでまるもうけ」
そうなのさ。
生きてるってことでもうラッキーなんだから。
うまいもん食えたらさらにラッキー
楽しい仲間と話せたらもっとラッキー
服買えばラッキー、本読めばもっとラッキー
毎日の出来事で一つまた一つラッキーが増えてるんだから
困ったって困ったものをラッキーで差し替えればいいじゃんと。
最初に書こうとしたことと全くテーマがずれてきたので
このブログの落としどころを失ってる(笑)。
まぁいい。
こんなブログでも読んでくれる人がいるなら。
それもまたラッキーなりっす。