社長ブログ

NAVERまとめの「最後のまとめ」

2009年にスタートしたNAVERまとめが、

9月30日をもってサービスを終了した。

良くも悪くもWEB業界でさまざまなセンセーショナルを巻き起こした

まとめサイトというもの。

調べたい言葉で検索しても、まともな情報が見つからない。

公式サイトやウイキペディアの存在がない人や団体、施設は

検索上位にまとめサイトにズラッと並び、ほぼ同じことしか書かれていない。

そんなストレスを人が感じ続け、

そのことを察し、そして役割を終えたと感じたNAVERまとめさんは、

12年の歴史に幕を閉じた。

そしてその最後に公開した

NAVERまとめの最後のまとめ。

これがシャレている。

11年間の総ビュー数が1718億だったり、

後悔されたまとめ数が約180万だったり、

その数字が多いのか少ないのかも人の捉え方によって微妙だが、

あきらかに少ないなと感じたこと。

それは

総額1,000万円超えの作成者数

17名。

もう一度書く。

総額1,000万円超えの作成者数

17名。

総額1000万円ということは、

10年間書き続けていれば、年にして100万。

月にしての平均まとめ収入は10万に満たない。

もちろん全員が10年間まとめを書いてたわけじゃないし、

注釈で年間1000万超えをした作成者数も書かれている。

でも・・・年間1000万を超えた人の数は・・・2名。

2名である。

アフィリエイトの世界では大手ASPなら月に50万円を超えているアフィリエイターの数は100人以上いるといわれている。

大手が5社としても単純に月50万以上のアフィリエイターは500人はいる(多分もっといると思われる)。

月50万以上の中には月100万も1000万もいるが、みんな50万と計算しても、2年アフィリエイターをしてれば1000万は超える。

月50万を継続して達成する人はそれくらいは十分に超えるだろう。

そうすると1年間に何百人もの1000万円超えアフィリエイターは存在するよなぁ。

で、まとめサイトに話を戻す。

総額1,000万円超えの作成者数

12年間で17名。

年に1人か2人の高き壁だったわけだな。

まとめが流行った時、

「これなら量産できるし、やろうかな」

と考えたことはあったが、クオリティの維持や案外かかる手間を考え頓挫したのだが、この数字を見るとやらなくてよかったなと思う。

まっ、まとめサイトの本来の目的は

まとめサイト作者の副業のための場所ではなく

閲覧者への情報提供がメインだと思うので

12年で1000万円超えが17人というリアルな数字は、

実はまとめサイトの功績がしっかり見えていると思う。

数字で振り返るNAVERまとめの歴史ここで見れます

クリックしても私に1円も入らないからご安心くださいませ。

で、ここまで書いてあらためて思うこと。

Wikipediaってスゴイなぁ。