社長ブログ

飲食店で詐欺と言われた話

飲食店の宣伝ツールとして

今や欠かせないSNS。

昔は看板、チラシ、雑誌や新聞、フリペ、テレビ、ラジオ

なんかがお店のPRの場だったが、

今では看板会社に頼まなくても

印刷会社や出版社にお金を払わなくても

テレビやラジオに取材に来てもらわなくても

SNSやブログ。自己配信でPRすることができる。

10年前だとSNSから人気が広がる店も多々あっただろうが、

今ではSNSをやっていない飲食店の方が少ないくらい。

みんなが同じようにSNSを発信しているのだから

Twitterをやれば客が増える

インスタを毎日更新すれば店が繁盛する

ってほど簡単ではない。

知り合いを通じてある飲食店から

インターネットを通じての集客法を相談されたことがある。

その方曰く

「インターネットで店を紹介したら客が増える」

「○○や▼▼(店名)がそう言ってたからうちもやってほしい」

正直この時点で(インターネットってボンヤリし過ぎだし、知り合いのお店は何をやってるんですか?と聞いてもツール名ではなく、インターネットだ!の一点張り)ダメだなとは思ったが、

知り合い経由なので話を進めようと

「ご予算はどれくらいとお考えでしょうか?」

と聞いてみた。

すると

「は???」

と本日最大のトーンボイス。

「なんでインターネットで店紹介するのにお金かかるんだ?」

「○○や▼▼(店名)は自分で書いて通信費だけだと言ってるぞ」

そうでしょうね、自分で書いたらお金はかかりませんよ。

「文章書くの得意じゃないし、お店の準備で忙しいから代わりにちょこっと書いてくれよ」

「私が書くとお金がかかりますよ」というと

「なんでタダでできるインターネットでお金取るんだ。お前は詐欺か!」

チャンチャン

ですよ。

もうこれ以上説明する気も失せたので、名刺のライターの部分を指さし

私が文章書くとギャラが発生しますんですみませんがお手伝いはできませんとこちらからお断りした。

後日、知り合いから私がしている仕事やシステムなんかを知った飲食店が

手のひら返しで「仕事をお願いしたい」と連絡きたが

「詐欺に疑われた相手と仕事はしたくないので…」

とまでは言わなかったが、丁寧にお断りをした。