良くいく店で、店員さんと世間話。
「お盆休みあったの?」
と聞くと昨日まで実家に帰っていたとのこと。
実家は根室。
「根室は涼しくて札幌帰ってきたら暑くて死ぬかと思いましたよ。」
温度差は10以上。そりゃ暑い。
話は店員さんの親の仕事の話に。
漁師だそうだ。
「根室は何獲れるの?」
「カニやイカ、これからの季節はサンマですね」
たまにマグロが獲れるそうだが、マグロ一匹で100万単位。
「マグロ獲れたら車一台分!くらいですからテンション上がりますよ」
そうだよなぁ。年に一匹釣れるか釣れないからしいが、ロマンがあるねえ。
子どものころは毎日食卓にカニやイクラ、ウニが当たり前に並ぶ。
「朝食の食卓にイクラが毎日あって、またイクラかぁって」
まるで納豆や梅干しかのように日常の食卓にイクラが並ぶ。
「イクラご飯食べても感動ないだろ?」
「はい。だったら卵かけご飯の方が子どものころは食べたかったです」
イクラ<たまご
毎日魚で肉が食べたい子供時代を過ぎ、今札幌へ。
たぶん答えは決まってるだろうなと思ってあえて聞いてみた。
「札幌でさ、友達と居酒屋なんて行って刺身とか・・・」
食べたりしたら根室と比べて味落ちるでしょまで聞こうと思ったが、もう何十回も聞かれてるんだろうね、食い気味で答える。
「食べないです。期待できないから」
そうだろうね。
で、お盆に帰省し、ウニだカニだイクラだの海鮮三昧を堪能したそうだ。
「自分にとってのおふくろの味は、イクラご飯だったり、カニがたっぷり入った茶碗蒸しですね」
羨ましい…と食のことは思うが、思うがねえ、、、とこのあと二人が話した会話は省略する。
たまにはこういう話聞くのもいいもんだと、思いながらの時間。
たまにはこういうブログもいいだろう、と書いてみた。