日テレ系で放送中の「オモウマい店」という番組が人気だそうだ。
ヒューマングルメバラエティって何だよ!ってキャッチだが、
大盛りや激安のお店を紹介し、店主の人となりなりをドキュメントで紹介する番組だそうで、視聴率も高いようだ。
で、この番組の裏話的な記事をネットで読んだのだが、
リサーチが大変で100軒取材してオンエアは1軒程度だとか。
「Youは何しに日本へ」や「家、ついてっていいですか」
といった番組も膨大な数のロケ、リサーチ、撮影の末
オンエアされるのはごくわずかだという記事を読んだことがある。
テレビで全国放送されて支持されるものを作るのだから
膨大な時間や手間がかかる。
これはもちろん理解できる。
ドラマやコント番組で何度も脚本を変えたり、何テイクも撮影したリ、編集を何度もしたりっていうのは、良い番組を作るために必要。
それはわかる。
ただ・・・ちょっと気になるのは
「オモウマい店」 、「Youは何しに日本へ」、「家、ついてっていいですか」
これらの番組の主役は一般人。素人なわけだよね。
突然「○○テレビです」とスタッフが近づいてきて
家までついて来たり、どこ行くのって聞かれたり
それに対して「テレビなら・・・」と協力し、
時間や手間を提供したのに
「ありがとうございましたー」
で終わってみたらオンエアもされていない。
プロの役者や芸人や歌手ならそれも仕事、プロモートだからわかるが、
これってある意味素人もオーディションされてるってことだよね。
「この程度エピソードじゃテレビでは使えない」
「こんなメニューじゃ目新しさが無いからボツだな」
「面白いこと言うか期待したのに、案外だったな」
「すごい協力的だったけど、絵的には面白くなかったな」
突然マイクやカメラ向けられるから、協力したのに
影でこんなこと言われている可能性もあるはずだ。
100軒取材してオンエアは1軒程度
逆に言えば100軒取材したのに99軒は時間と手間暇取らせたのに、テレビにすら映らない…ってことだよね。
もちろん制作側の立場から見たらそれもわかるが、
テレビから取材されて、その後全く音沙汰無しになっている人たちの気持ち考えたらそれってどうなのかな?と思う。