テレビ番組

60歳の大物芸人と80歳の超大物落語家

年末年始のテレビ、

リアルタイムで見たのって

紅白のラスト2時間と

正解は一年後、

あとながらの駅伝くらいだなぁ、

と思いながらTVerでバラエティ番組をザッピング。

そのなかで最後まで見たのがコチラでした。

ごぶごぶ。

ダウンタウン浜田とゲスト、スタッフがごぶごぶに渡り合ってロケをするバラエティ番組。

正月のゲストは桂文枝でした。

もちろん浜田からしたら大先輩。

恐縮しながらも

「サニー」

「早よ来いや」

などといつもの浜田節でやり取りするのがさすがである。

40年以上付き合いのある大御所同士なので

過去のエピソードトークが面白い。

ダウンタウンが漫才で売れた賞レースの司会をしていたのが当時の桂三枝だったり

若い頃の浜田がイベントで三枝を弄ったら兄さん達に中止された話、

浜田の映画で三枝と共演した話など

こちらも40年以上のダウンタウンウォッチャーなので

興味深い話が多く聞けて楽しかった。

ただ、この番組のメインはロケなので

ロケ先の歩いてる途中だったり

食事中だったりに話すだけで

続きを聞きたいなと思ったら

店についたり移動指令が来たりで残念。

バスなり車で移動してる間の

二人のトークを永遠ながすような番組も見てみたいなと思った。

浜田は今60歳

文枝は80歳

お互い「○○才になった自分を想像できなかった」

と言っていたが、ホントそうだと思う。

ダウンタウンが売れ始めた20歳の頃、三枝は40歳。

20年先輩の生き方を見てきて40年。

60歳になった今、80歳でも走り続けている先輩芸人がいるというのは

自身の指針にもなるだろう。

溝手も10歳上20歳上の同業、仲間などの生き方はいつも参考にしていた。

30の時の45歳

45の時の55歳

って感じで自分の◎年後はこうなっているのか、

こうなりたいのかなりたくないのか、

ボンヤリと目標だったり反面教師だったりで見ている先輩はたくさんいる。

ただねぇ、

そのたくさんも一人また一人といなくなっちゃってるのも事実なんだよねー。

溝手が見ている先輩方は尊敬する人や好きな人はもちろん、

そうでない人や嫌いな人も、長く生きて欲しい。

尊敬する人は目標にするし、イヤなひとでもさ、生きて欲しいのよ。

「あいつはさぁ」って文句言いたいから。

「お前のために長生きするわけじゃねーよ」

って怒られそうだが怒ってもいいから長生きしてほしい。

知り合いがいなくなるのは、寂しいから。

みんな永遠に生きられるわけでないのは知ってるけど、

生きようという姿勢はずっと持っててほしい。