YouTubeって昔の動画や芸能人のものは時間ある時に見たりしていたが、
いわゆるYouTuberってのは世代的に受け付けないこともありほとんど見ていない。
うちの息子が「これ面白いんだ」と10代に流行ってるような動画を色々見せてくれるが
「うん、なるほどね」
ってくらいの感想。
そんな感じで芸能人YouTuber以外はスルーしていた溝手が
あら、はまってしまったYouTuber
酒村ゆっけさん。

ネオ無職の酒飲みYouTuber。
自宅で飲食店でベランダで妹の家で
とにかくどこに行っても酒を呑む。
そんなYouTube「世界一のゆっけ」
最初は、まぁかわいい子ですなぁ、くらいな感じで見ていたのだが

独特のワードセンスに、じょじょにはまっていきます。
彼氏はハイボール、ビールは元カレ、たまにやってくるストロングゼロ
動画の中でひたすら食べて飲むゆっけさんが、
ナレーション&テロップで「酒と文学」をかましてくる。
なんでももともと学生時代は映画サークルに所属し、
映画関係の会社に就職したものの退社。
今は無職で酒浸りの日々・・・といいながら立派にYouTubeで酒代を稼いでますな。
知ったのつい2週間前なんで
昔から知ってる人からしたら
「今さらかよ」
なんでしょうが、
ただ酒飲むだけの過程を
「ハイボールとキスする」
なんて言ってもそれがイヤらしくもないし滑稽でもない。
活字と表現と映像が全て一体化していて伝えたいことがぶれてない。
ヨーカドーで流れてるゆるいBGMもそこにうまく絡んでる。
上手な動画だなぁ。
感心させられます。
書籍も出ているということで
読めるYouTubeのファンとしては
読めるエッセィ(普通やな)も読もうと思います。
【補足】
この方、肩書がネオ無職。
本人曰く
ニートとは違い、ただ職がないだけで親に依存しているわけではない、という意味での無職と、次世代という意味の「ネオ」をくっつけて。フリーランスと言えばそうなんですけど、「ライターです、デザイナーです」と言い切れるほどの肩書きを持っているわけでもなく…。私自身、会社を辞めた後、知り合いに頼まれてライターをやるという感じでしたので。
(インタビュー引用)
存在知ったのつい最近だけど
この人ものすごい勢いで売れっ子になるような気がする。