映画

映画2022-01 あの頃

新年だから言っちゃえばいいのさと、

「今年は映画を100本見る」と2年連続の宣言。

「どーせ見ないだろ」と妻に言われ

「見ないだろーな」と本人も思う中w

10日も経ったのにまだ1本ってことは・・・なのだが

その1本も帰省のバスの中で流れていた映画という。

さっそく「100」なんてできるのか!のツッコミの嵐の中。

あの頃
主演 松坂桃李
2021年2月

2003年。大阪に住んでいた頃の劔樹人は、大学卒業後も就職できずに心が弱っていた。余りにも凹んでいた劔に心配した友人が差し入れてくれたDVDに収録されていた松浦亜弥を見て劔は救われた。劔はその勢いでハロプロオタクの集まりである「ハロプロあべの支部」のイベントに出向くことになる。当時の大阪アンダーグラウンドバンド・サブカル界隈の人物が集中していた「ハロプロあべの支部」のメンバー達と出会い、劔は「ハロプロあべの支部」に加入する。  やがて「ハロプロあべの支部」はバンド「恋愛研究会。」へと発展して行った。そこで繰り広げられたのは恋愛研究会。メンバー同士の交歓やファンとの交流。メンバー達が織りなす様々な面白おかしい逸話の数々であり、そこに存在していたのは「10年後の青春」であった。しかし、それも束の間。転職の為、一足先に上京したナカウチさんから劔は声をかけられ、追って上京した彼は東京にて本来の夢だったベーシストへの道を少しずつ叶えてゆく。同時に他の在阪メンバーも現実社会に即した、それぞれの大人の道を歩んで行き、「恋愛研究会。」での生活は過去のものとなりつつあった。  そんな順風満帆な人生を送る劔に送られた悲報は、恋愛研究会。メンバーであるコツリンの末期肺がんによる入院だった。

Wikipediaより

映画館で予告を何度か見て興味はあったもののタイミングが合わなくて見れなかった映画。

今回初めて知ったのだが、これ実話なんですね。

大阪のサブカル界隈の話。

いい年になってもアイドルを好きで、

社会人になり切れず、

現実よりアイドルを追いかける男たちの青春と、、、

甘酸っぱい青春の思い出・・・にするにはテーマが、、、と思って見ていたが、

この青春から卒業する理由がメンバーの死。

事実は小説より奇なりを「実」で表した映画でした。

主演は松坂桃李ですが、物語の格は中野大賀。

この人って脇にいても主役食っちゃうよね。

後半は完全に中野の話だった。

青春時代を終え、あの頃懐かしかったね・・・と話すためには、

青春の後の現実がしっかりしていないといけない。

松坂役の劔樹人さんが、表現者として世に出たから

作品として公開されたのが、

コツリンへの最大の供養だよな。

映画の原作本⇒あの頃。男子かしまし物語