「何か面白いこと一緒にやりたいね」
このセリフ。
社会に出てから30ン年。
ずっと言われるし、自分も口に出してる。
「このメンバーでこんなことできたら面白いよね」
「うまくいくよきっと」
そんな話から始まった面白いことのほとんどは
まず実現しないし、仮に動いても
動いた瞬間に面白いことが大変なことになって、埋もれてしまう。
「こんなことできたら楽しいよね」
は
「あんなこといいなできたらいいな」
と思うだけ。
ドラえもんはいないので、どこでもドアは出してくれないのだ。
てな感じで、おいしそうな話の下にある地雷を踏まないように避けながら
それでも険しい山や掘った先にあるかもしれない砂金を探すような生き方もせず、
まぁ、ノヘラーンノヘラーンと
ノヘラーンってなんやねんとツッコまれながら
ホント、ノヘラーンと生きる道を見つけて54歳になった。
で、最近面白いことを始めようと動いている。
去年お手伝いした北海道のお笑い芸人イベントだったり、
最近始めた札幌エンタだったり、
最近声をかけられた地域イベントだったり、
まぁ、先に書いてしまうとビジネスとして先があるのかはわからないけど、
なんとなく今は楽しそうなこと。
これらにここ1,2年結構クビをツッコんでいる。
昔の溝手だったら
「これやって幾らになるの?」
とか
「俺の時間単価から考えたらできない」
と、クソ生意気な態度で突っぱねたようなことも
ちょっと面白いかも
と2,3秒頭に浮かんだことはやってみることにしている。
まぁそれができる心の余裕が今あるってことだが、
4-5年前からブログなどでも書いてた老活。
ほら、おいらもあと6年で還暦じゃん。
そのあとの生き方を考えると
ビジネスとは別の
心への貯蓄や投資も必要なのかなと思ってるのさ。
と、黒溝手をずっと見ている人からすると
「おいおい、このブログ、絶対裏があるぞ。この男はそんな平和主義じゃない」
と思われるだろうがw
と、ただいい人みたいなブログを書くのはやっぱり躊躇って
こんな文面で終わらせるのがやっぱり溝手なのかもしれない。