社長ブログ

一か月で4回喋る

昔のラジオの話なんかを書いてますと、

その当時のことを聞かれることがあります。

その中で特に多いのは

「そんなに喋ることあるの?」

ということ。

もっとも喋っていた時で一週間に26時間。

もちろんその間には局もながしコマーシャルも入りですから

まるまる26時間喋っているわけじゃないですが

だいたい私の番組はオープニングで10分はフリートークしてたし、

それだけでも5年間週5だとしても1200回以上は10分程度のフリートークをしていたわけだ。

「よく喋ることありましたね」

そういわれるが、ホントそうだよなと思う。

で、そんな時代があったから溝手を今も喋り手とかMCとか思ってくれている人もいるが、今ではほとんどそういう仕事はなく、

喋る仕事と言えば

コンサルだったリ、営業や打ち合わせといったもの程度。

そんななか、月末から来月にかけて一ヶ月間で4本の喋る仕事が入った。

いずれもテーマが決まっていてそれに向かってしゃべる。

一本はお馴染みのセミナーで、

コチラの方はいつもやってることなので、喋ることへの準備や構成も

慣れたものなのであるが、他の3本は初めての体験。

なにかというと事前収録のオンライン講座なのである。

あるテーマに沿って45分喋る。

1回目収録

2回目収録

3回目生配信

3回目は1.2回目の収録を見た方の質問や感想に答えていくスタイル。

まぁこれに関してはラジオやこれまでのイベントと同じ「ライヴ感」でいけるのだが、

事前収録の二回。

誰が見てるのか、

溝手の話をどんな気持ちで見てるのか聞いてるのかも全くわからない中

45分喋る。

「好きに喋っていいですよ」

「ラジオやセミナーのノリでいいですよ」

とは言ってくれるが、、、

45分一本勝負。

ううむ・・・。

と悩みながら簡単なレジュメを作り、

スマホの前に座り「えいや」と45分

一筆書きならぬ、独り言喋り。

途中「ん、なんか変なこと言ってるぞ」とか

「あ、絶対こっち先喋った方がよかった」

とか思うことがあったが

「えいやー」と喋り続けて45分。

ラジオの時は60分番組で60分ノープランで

ハガキも読まず曲もかけず喋ることは多々あったが、

45分誰に合の手を入れられるでもなく、

喋った先の感想をリアルで見れるわけでもない45分。

久々に不思議な緊張感を持った時間でした。

「さすがです。次のお願いします」

と本音かお世辞かわからない依頼先からのメールだけが心のよりどころ。

さ、二本目の収録といきますか。