社長ブログ

孤独の敗北グルメ

男の一人飯、なんていうと

孤独のグルメ的なフードライフを連想し、憧れる人も多いと思う。

「俺の胃袋は今何を求めてるのか・・・」

ぷらっと寄った街や、いつも行くような場所でも

時間が空くと、普段いかないような店を求めて

わたしも井之頭なみに彷徨うことがある。

そして時々…時々いい店に出くわすことがあるが

それは時々…時々である。

たぶん30回に1回。いやもっと少ないかも。

基本優柔不断なので

「ここだー」と決めるまでの決断力が弱い。

「ここかなぁ」くらいだと

もっといい店があるかも。

そこまで惹かれてないってことは、そうでもないのかも。

なぁんて思って、別な店に行く。

屋台や食堂街的なところだと

2周3周としてると顔がばれてしまい、

まだアイツ店決められなくて歩いてるよ、

と思われるのも嫌で、入ろうか迷っていた店があっても断念する。

で、時にはそんな感じで30分も40分も歩く時もある。

何やってるんだろう???

しかもそんなに迷ったクセに

吉野家やココスに入ったり

迷う意味あったのか…。

迷った先で選んだ店がすげー残念だった時は

自分の生きざままで否定された気分になり

膨らんだ胃袋とは反比例して心が萎む。

五郎さんだってきっと迷った結果、入った店が

クソ不味かったり、ベラボーに高い店で

「なんだこれは!!!」と思ったことだってあるに違いない。

孤独の敗北グルメも一度見てみたい。

誰も得しないけど。