自動車会社の提供番組で
ドライブしながらのトーク番組。
なんでこれがラジオなの?
テレビ、または今ならWEBの動画サイトでやりゃいいじゃんと思いながら聞いた番組。

【NISSAN ARIYA presents THE BATTERY ~石橋貴明 あの人と、どらいぶ。~】
単発番組のようだが、石橋貴明がホストのトーク番組。
ホストは貴さんなのにゲストが運転する。
なんか不思議な感じの番組でした。
ゲストは山口智子。
ほぼ同世代ながら一度も仕事で一緒になったことがないという二人によるトーク。
ドライブ中のトーク。後部座席にいる感じでお楽しみください、、、というナレーション通り、運転席と助手席で話される会話をこっそり聞きながら楽しんだ。
会話の中心に出たのが年齢。
山口智子は今年10月に還暦。
石橋は3年前に還暦を迎えた。
還暦を迎えるにあたって山口は前向きな気持ちでいるそうで、
「腹が据わるというか、突き抜けたというか。ここまで来たら、もう風穴開けまくって突き進め」
という風に語り、
すでに還暦を過ぎている石橋は
「ここまで来ると、番号? 数字だなっていう感じ」
とのこと。
還暦だどうしよう、あぁ、もうこんな年だ!とネガティヴになるのではなく、受け入れながら淡々と生きている。そんな感じですね。
60を過ぎて、もう若くないと悟りながらも
まだまだ若いものに負けないと粋がるわけでも、終活宣言をして後継者に後を譲るという感じでもない、前向きな老活してるよな、と二人のトークを聞いて感じた。
世界各国を旅する趣味(生きがい?)がある山口に対し、
「俺は何もないな」
と語っていた石橋だが、いやいやあなたも大谷さん見にアメリカまで渡っているでしょう。
二人とも忙しい20代30代を経て
40代50代を過ぎ、
若いころには思い描いていなかったであろう60代を、無理せず飾らず生きている。
ま、それだけの生活の余裕があるからできるんだろうがw
老活を考える身としては考えさせられる放送でした。
YouTubeでドライヴトークの一部見れます。