もう20年以上前になるが、
タウン誌のライター業で毎日飲食店の取材をしていた。
情報誌なので、味の批評ではなく
・どんなメニューがあるのか
・料理の特徴、特色は
といった「情報」の取材。
多い日には1日数軒、
月に100軒以上、
年間1000軒以上の飲食店取材。
これをまる5年以上やっていた。
こんだけ取材をすると
どの店がおいしい、人気があるではなく
書きやすい取材ネタがある(札幌唯一の○○専門店や日本で▼店しか扱っていない○○牛を使用とか)と「できた」とばかりに喜び
逆にどこにでもある飲食店で
特徴はと質問すると
「素材にこだわっています」
というがその素材がどこにでもあるものだったり
「お客さんの喜ぶ顔が見たくて一生懸命作ってます」
とか言われると、へぇとにこやかな表情をしながらも
必死で情報になるネタを探したものだ。
タウン誌の飲食店紹介の場合、
ワード数が80から長くても200字程度。
だから
ラーメン店なら
味噌塩醤油以外にカレーラーメンが人気で、そのカレーラーメンは大盛りメニューもあり月に一度はチャレンジ企画があり全部食べたら無料。あと餃子も3種類ありカレー餃子もある。
これくらいの情報がもらえれば、もう取材は「でけた」となる。
あとはカメラマンの撮影が終わるまで、店主と世間話しながら時間をつぶして・・・
そんな感じで年1000軒もまわっていたから
ま、どの店が良かった悪かったは、その9割以上は忘れてしまっている。
時々感動的にうまかった店や
店はおしゃれなのにトイレがえげつなく汚かったり
そういう店は記憶に残り、
その後、前者は人気店になり後者は消える。
ただまぁ、ながれ作業のように取材し、
取材時間もあるから店主のもてなしもテキトーに交わしたり
失礼なライターだったよなーと今にしたら思う。
時々SNSで
「昔ウォーカーにいた溝手さんですよね」
みたいな書き込みが来るときがある。
「私○○で働いてました」
「取材してもらった▼▼です」
と来るが・・・来るが・・・
ま、正直に書きます。
ほぼ覚えてなくて
「ご無沙汰してます」
とだけ返している。
ほぼ・・・ね。あなたのことは覚えてるよ、と
これを読んでがっかりされないために予防線を張っておくw
ホントは最近の飲食店Instagram事情について書こうと思ったのだが
前段でだらーーーっと書いちゃって、もういっかな。
気向いたら今度書きます。
集客で悩んでてInstagramの広報戦略を考えている飲食店の方は個人的に連絡くださいw