*****
*****
新スタッフも加入し、開局準備が着々と進んできた。
そうなると番組作りである。
スタッフは8人。うちパーソナリティは6人。
番組はALL自主制作の予定なので
いったい一人で何時間喋るのだ?
3人しかスタッフがいない時、
会社の上司が
「日曜は休みで残りの6日を1人2日ずつでいいじゃないのか」
といった。
放送時間が8時から18時としても10時間
Aさん月木
Bさん火金
Cさん水土
となるのか?
その上司曰く
「2日準備して次の日10時間放送、また2日準備して10時間放送。週に2日でいいんだよ」
2日でいいんだよって、当時の北海道の長時間ラジオといえば日高晤郎ショー。
じゃああれか。俺はラジオキャリアゼロでいきなり週に二日も溝手孝司ショーをやれってか!!!
このシフトの割り振りはコンビニやショップのシフトのような感覚。
ラジオってそうじゃないでしょー。
で、6人体制に替わってからは、もっと具体的案が出る。
【平日】
8:00-14:00 2人
14:00-20:00 2人
【土日】
8:00-20:00 2人
平日は2つに分け、それぞれ2人ずつ番組を作る。
1人がDJ、1人が中継。
1日おきで放送で放送のない人はバックアップ&次の日の放送の準備。
6時間を半分ずつ喋る。
などはお任せとして3つのブロックに分ける。
で、溝手が言われたのは土日組。
放送は週二日。
12時間を2人で2日。
おいおい、結局日高晤郎ショーやんけ!
いやいや晤郎より長いぞ。
てか、なんだこのザックリとした区切りは!
といっても、我々は契約社員。
与えられた仕事をやらなきゃいけないわけで、
次の日からタイムテーブル、並びに企画書を作ることになる。
企画書は親会社の営業に渡し、彼らがクライアントへ番組を売る。
入社4か月目でやっとラジオ局らしくなってきた。
しかし・・・土日12時間を2人で!!!
何やったらいいんだろう???
そぉんなことを考えてると、ある事件をきっかけに
タイムテーブルが大きく大きく変わることになるのだ。
***************
読んだよ!の感想や問い合わせは
ユータスネットのTwitterに下さい。
感想までは書きたくないなって人は、
こっそりフォローしてください。
⇒ユータスネットのTwitter
****************