コミュニティラジオの頃

(55)DEMIN(デミン)の話~デビュー~

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コミュニティラジオの頃 はじめに

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誕生前夜

誕生

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DEMINのデビュー(?)は

忘れもしない平成7年6月1日だ。

なぜ日にちまではっきり覚えてるかっていうと

FMウイングの周波数が76.1MHZで

平成7年6月1日が

76.1 FMウイングの日だ!って特番をやったんですよ。

ど平日に。

で、その前の日にレコーディングをしたんです。ウイングの録音室でね。

その頃の溝手は毎日夜6時から11時までラジオで喋り、

時には11時から深夜1時も喋り、

放送終了後には11時からの学生DJと喋り(これは放送じゃなくて雑談)、

翌日の放送準備とやらで朝の5時や6時まで働くのは当たり前の頃。

6/30の夜もそんな感じで遅くまで働き、

次の日が特番だからって準備も忙しかったのに

なぜかDeeから今日レコーディングをしよう!と言われる。

特番の日に発表したかったのかとかの理由はもう覚えてないが、

朝5時くらい。当時の俺達の言葉でいう29時頃からレコーディングを始める。

そりゃ声は出ないよ!

もともと歌は上手くないけどさ、ガラガラの声の最悪の深夜というか早朝に録ってさ、

「はい完成」

で、翌日にラジオで流したのさ。

それがさぁ・・・不評でねぇぇぇ。

当時はSNSなんかなくて良かったよ。

炎上は局内最小限で済みましたw

で、せっかく曲作ったんだからライヴじゃ―――!

と当時サテライトスタジオだった道新でほぼゲリラライブ。

リスナー10人くらいw

ライヴっても持ち歌「空を殴ろう」一曲しかないからさ。

参加したリスナーに適当な曲名をリクエストしてもらう。

「金が無い」

「うるさい耳の中の耳クソ」

リスナーから出た適当な曲名に合わせ溝手が歌う。

ただそれだけのライブだった。

でもそもそもそんなゲリラライヴに来てくれるリスナーだから溝手のファンでもあるから

そういう訳の分からない即興ソングや合間のフリートークは喜んで聞いてくれるわけ。

「では空を殴ろう歌います」

・・・これが一番盛り上がらなかったw

で、ムカついた溝手は宣言したわけです。

「新曲作ります」

誕生前夜

誕生

解散

再結成と今

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