コンサルタントなんてのも溝手の肩書にあるもので、
「相談に乗ってください」
と言われることは多々ある。
「金払わなきゃ何も話さないよ」
などとケチなことは言わず、
タイミングが合えば、カフェなり飯なり酒なりの場で
相談を受けたり意見をすることもある。
相談したいと来る人を大きく分けると
Aとにかく聞いて欲しい。どう思いますか?とは聞くが自分の中で結論が出ている
Bとにかく聞いて欲しい。そして自分の中で何も固まっていないので何を答えて欲しいのかもぼやける
C溝手にいいアイデアを出して欲しい
D溝手から仕事が欲しい、お金が欲しい
Aは一番楽。
こっちは聞き役でいいし、余計な口を挟む必要はない。
Bは人によって求める答えが異なるので難しい。だけどだいたいこっちが張り切って伝えた意見は使われないことに気づいたので、あまり張り切らないことにしてる。
C、Dは相談じゃないもんね。「溝手さん助けて―」
いや、俺も助けろよw
コンサルを受けたわけではないが
・会社作りました
・新しい仕事始めます
・ホームページ作りました
・○○さんと一緒に仕事します
みたいな報告や、直接報告は受けてないが人づてに聞くことがある。
で、そういった方のHPなりSNSなりを見ていて
いやいやここはどうなんだ!
とか
ホームページのこの部分みづらいからこう変えたらいいのに
とか
SNSのプロフこれじゃなぁ・・・
と思うことが多々ある。
これSNSで定期的に書くだけでも売り上げ上がるんじゃないかな
とか
A使ってるけど、この中身ならB使った方がいいんじゃないかな
とか。
イベントや宣伝資料なんかも
これはさぁ・・・
とそうとうツッコミたい部分も多い。
すげー親しい人だったり、あと昔だったら大きなお世話で意見を言うこともあったが
今は言わないことにしてる。
何か気になったことあったら教えて
と聞かれた時も最低限の気になったことを話すことはあるが
それ以上は言わないことにしている。
理由はその答えを相手が求めていないから。
意見を求める人は、簡単なアドバイスやなんならいいね、すごいよと称賛を期待してる。
それを「○○は○○した方がいいよ」と言われても「いやいやだって・・・」と反論したくなる。
だから言うのをやめてる。
いや、正確に言うと、言うのを我慢してる。
だからたまに言っちゃう。
こうしたらいいんじゃない・・・
で、相手はそれを望んでなくてこっちも、あぁ言わなきゃよかったと思う。
だから言うのをやめてる。
「ご指導ご鞭撻お願いします」
の社交辞令は社交辞令で返す。お互いのために。
だから
本気で溝手の意見聞きたい人だけ
「本気でご指導ご鞭撻お願いします」
と言ってください。