映画

極悪女王の、ホント個人的な感想

ネットフリックスで話題の極悪女王を観る。

初日に3本次の日2本結論から書くと面白かった。

多くの人が書いてるようにゆりあん、唐田の演技が良い。

ゆりあんって、正直興味のある芸人ではなかったが、評価される理由がわかった。

すごいなー。ダンプが似ててすごいってことじゃなく、すごい女優になる可能性を感じさせる憑依ぶりだった。

この全女の話って、自分が高校生くらいの頃でもちろんクラッシュギャルズもダンプ松本も知ってはいるが、当時は女子プロレスに興味はないし、見たことがなかった。

後に小説1985年のクラッシュギャルズを読んで、当時のブームと別の一面を知った(読んだのは数年前)。

小説ではクラッシュギャルズ目線だったが、この作品はダンプ目線。

事実を元にしながら人間模様を描いていて良かったが、個人的感想。

これホントに個人的感想。

プロレスシーン多すぎる。

これってさ、ほかのスポーツモノの作品やバンドや役者の話なんかでも、そのシーンを再現するものが多い。

そしてそれがホンモノそっくりとか迫力がある!と評価される。

ボヘミアンラプソディなんかもそう。

主演俳優がまるでクイーンのように!って。

でもさ、あれってバンドメンバーの人間関係の物語で十分に面白いんだからライブシーンそんなに要らなくない?って思ってた。

極悪女王もそう。ダンプの生きざまやクラッシュの確執。

全女内の対立やもっと見せられるところ面白いドラマが多いと思うのだが、迫力のプロレスシーン。

特に後半の2話は、そこに集約されている。

迫力がすごい!の方が評価されるのかな?

ホント個人的な意見だが、戦いはハイライト的にでももっとレスラーや社員らの人間模様が見たかったな。面白かったからこそ思う。