読書11 6シックス 早見和真 集英社文庫
東京六大学野球に関わる人をテーマにした
6話オムニバスの野球小説。
各大学で1話ずつの物語。
個人的に好きなのは、東大を舞台にした「赤門のおちこぼれ」。
早稲田に入学した甲子園の優勝ピッチャーと対戦したくて猛勉強で東大に入学する左腕のアンダースロー投手。
青春青春してない中の青春ストーリーが野球好きにはツボ。
⇒ 6シックス
読書12 ブログSNS集客のキホン 今城裕実 同文舘出版
アフィリエイトなりインターネット副業に関するセミナーやコンサルを活動の一つとしてる身なので、この手の本は定期的に読む。
まっ、だいたい知ってることが書かれているのだが、
この本の発行が2018年9月。
まだ2年と経ってないのに、もう使えない情報がいくつもあるのに驚く。
ネットの世界の動きは速い。
この手の本を買う人は、必ず初版発行日をチェックすること。
いまだに初版2008年くらいの「アフィリエイトで稼ぐ方法」みたいな本が書店で並んでいるので要注意。
読書13 しょぼい喫茶店の本 池田達也 百万年書房
完全ジャケ買い。
買って、呼んでから、池田さんのこと、しょぼい喫茶店のことを知った。
で・・・もう、店は辞めてるんですね。
この手の本だと、苦労したり悩んだけど成功しました!みたいなものが多いが、
成功色もなく、ホント等身大。
ノンフィクションのお話です。
読書14 佐賀のがばいばあちゃん 島田洋七 徳間文庫
ホントいまさらですが読みました(笑。
むかし島田洋七が漫才ブームからだいぶたってから出した本を読んだことがある。
その本の中で、「俺はまた売れてやる」といった趣旨のことを書いていて、
読者へ向けて「自分の人生の一番濃い部分を本気で活字にすれば、直木賞や芥川賞は獲れないまでも何かの賞を獲れるくらいのものは書ける」
みたいなことを書いていた。別に読者みんなが作者になりたいわけじゃないのになぁと思って読んだ記憶があったが、あの文面は自分へのメッセージでもあったのだろう。
それから数年後、「佐賀のがばいばあちゃん」が発表された。
読書15 読んだら忘れない読書術 樺沢紫苑 サンマーク出版
読んだら忘れない読書術。
その方法の一つがこのブログですな。
こうやって読んだ本の感想を書くことで、
感想を書くために本を読む。
人に読んだ本のことを伝えるために読む。
そんな忘れない読書術が書かれてます。
術というほど大げさじゃないが、当たり前にインプットとアウトプットを繰り返せば、忘れていいことと覚えていなくちゃいけないことの選別はできるなぁ、とあらためて感じた一冊。