溝手の読書日記

読書アウトプット(18)ボクもたまにはがんになる/三谷幸喜

朝日新聞を購読しているので

毎週木曜夕刊の三谷幸喜のコラム「ありふれた生活」を毎週楽しみに読んでいる。

ある回のコラムで、当たり前のように

「実はボク、がんだったんです」と告白していて驚いた。

がんが発覚したのは2016年から放映された大河ドラマ「真田丸」執筆中の2015年。

当時54歳の筆者が、あるきっかけでがん検診を受け

そしてがんであることが分かり、手術、入院生活をするながれを

主治医である、東京慈恵会医科大学泌尿器科主任教授・頴川晋先生との対談形式で書かれているのが、「ボクもたまにはがんになる」です。

三谷幸喜ということもあり、対談はおちゃらけたり笑いの部分も混ざっているが

がんは事実で、それを受け止め、そして手術に踏み切るまでの過程がとてもリアル。

当時54歳ってことは俺の2年後か…とか考えながら読み進めた。

サイトに書かれている項目を羅列すると

・肛門にチャッカマンの恐怖、・手術と勃起と男のプライド・病室で観た「真田丸」第1回・がんになったことはプラスしかない・働きざかりで、がん・おむつ生活に凹む・尿漏れは焦らず気にせず・オペのピークと脚本家のピーク・がん治療の今と未来

肛門にチャッカマンなんかは、三谷流の表現ではあるが、

前立腺がんになっての、
手術と勃起と男のプライド、
がん・おむつ生活に凹む・尿漏れは焦らず気にせず

体験した人だから語れる言葉には、説得力がある。

そして・・・がんは早期は治る。

検査は早めに。

わ、絶対検査しよう・・・と小心者の溝手はすぐ近くの病院を検索したのでありました。

ボクもたまにはがんになる/三谷幸喜