テレビドラマ

和田家の男たちの良いとことちょっと不安なとこ

時には0本ということもあるテレビドラマ鑑賞。

今クールは珍しく3本見ている。

その中の一本。

和田家の男たち

ネットニュース記者の息子、テレビ局報道マンの父、新聞記者の祖父と、それぞれ異なったメディアに携わっている三世代のマスコミ一家「和田家」が織り成すホームドラマ

Wikipedia

ドラマの内容としては、ある代議士の不正を暴こうとして殺された

テレビ報道マンの元妻であり、ネットニュース記者の母。

この過去を暴いていく結構シリアス物語がこの後待っているのだが、

前半は和田家3人とその周りの人々との会話や対話、

事件や出来事が良いテンポで進み、見ていて楽しい作り。

何気ない会話ひとつとっても大石静が書くと、無駄がないんだよなぁ。

で、この番組の中心である和田家の3人

祖父 新聞マン

父  テレビマン

息子 ネットニュース記者

というながれが興味深い。

祖父から見ると「ネットなんて・・・」だろうが

息子からしたら新聞なんて読んでいない。

祖父は新聞記者という仕事に誇りを持っていて

内心テレビなんて・・・とも思っているだろうし、

父もテレビに誇りを持ち、新聞の出る幕は・・・と思いながらネットなんて・・・と。

メディアの歴史は

新聞>テレビ>ネット

だが

未来の需要は明らかに逆。

だけど未来の需要が広がり、一番若い感性を持っているはずの息子が一番古風で

逆に新聞社勤務の77歳の祖父が若い女性と再婚するほどまだまだ色気を漂わせる。

そのあたりのギャップや流れも面白い。

今後は一人のジャーナリストの死を追いかけるシリアスな展開に向かうのだろうが

この3人の食事のシーンだけでも十分絵になるので

重いテーマを出さずに軽いホームドラマでも十分面白い内容になったんじゃないかなとも思う。

重いテーマをしっかり回収できればそんな感想関係ないや!となるんでしょうが。

どちらにしても今後の展開に期待したいです。

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