映画

映画2022-04 引き出しの中のラブレター

2009年公開映画
監督 三城真一
主演 常盤貴子


伝えたくても伝えられずにいた大切な想いを、ラジオを介して届けることでつながりを取り戻していく人々の物語を、複数のエピソードを巧みに交錯させながら紡ぎ上げた感動のヒューマン・ドラマ。主演は「20世紀少年」の常盤貴子。監督は多くのテレビドラマで演出やプロデューサーを務める三城真一。
 ラジオ・パーソナリティの久保田真生は、4年前に父親と衝突して絶縁してしまい、修復できないまま父親は2ヵ月前に他界してしまう。その遺品の中には、投函できずに引き出しの中にしまったままの真生宛の手紙があった。そんなある日、番組に北海道の高校生・直樹から“笑わない祖父を笑わせるにはどうしたらいいか”という投書が届く。さっそく、笑わせる方法を募集する真生だったが、その祖父が直樹の父親と絶縁状態にあると知り、自分と父親の姿を重ねてしまう。やがて、そんな心の引き出しにしまい込んだままの大切な想いを、ラジオがリスナーの代わりとなって送り届けるという番組を企画する真生だったが…。


allcinema より

舞台はラジオ局。

ロケ地が函館。

この2つのキーワードで惹かれ、12年前に上演された映画をみた。

パーソナリティがメッセージを通じてリスナーとキャッチボールをするのはわかるが、そのために2回も3回も東京から函館まで出かけるんかい!のツッコミはまぁ置いておくとして、正直ロケ地・函館の無駄遣いだよなと見てて感じた。

良かった部分は、常盤貴子のラジオパーソナリティぶり。

彼女の声ってラジオ向きかもしれない。

ウイキペディア見たら過去にニッポン放送で「ムーンライトパニック」という

絶対落ち着いた雰囲気の番組じゃないだろうなとタイトルで感じる番組しか過去にレギュラー担当は無かったようだ。

映画の役のように、リスナーに語り掛ける常盤貴子の番組があったら、リスナーに支持されるんじゃないかな。

あと片岡鶴太郎が、函館のリスナーのおじさん役で出演。

ヨガやる前の鶴太郎。

当時55歳なのだが若々しく軽い役柄で、見てて懐かしく感じた。

あんまり映画の中身のこと書いてないね…

そうだ。あれはよかった。

中島知子とその母。

そしてその母と常盤リスナーの祖父の繋がり。

あんな偶然あるかよ!となんでみんなラジオ聞いてるんだよ!の

ツッコミは言いっこなしで。

あぁ、ここが繋がるんだ!と思わず「あぁ」と

声出しちゃったんで、そのシーンだけでも見た価値があった。