寡黙なAさん、お喋りBさん

ここ一ヶ月ほどの間にずいぶんと人に会う機会が増えている。
その中には、バリバリの社長さんや起業人なんかもおり、
会社の経営法やココまでの道のりなんかも
黒柳徹子になったつもりで聞いてみたりもする。

この一ヶ月あった人のみじゃなくて、
社長や自営業者、自分で経済を動かしてうまく行ってる人ほとんどが
「まぁ、ホントに苦労なさったんですね(片方の鼻を押さえる)」
と言うと
「いやいやそんな苦労はしてませんよ」
と言う。
そしてうまく行ってない(ように見える)社長や、
俺が会社を動かしてるんだ(と思っている)の社員や
いつか独立したいんだと言いながらしない人のほとんどは、
自分がいかに苦労しているかを話したがり、相手に方鼻を押さえてもらいたがる。

同じく過去の成功例やここまでの道のりを(以下面倒なのでうまくいってる社長はA、それ以外の例はBと書く)
Aさんは聞かれたら事実を話すが自分からこうであぁでとは話さないし、
淡々と話した中に実はすごいストーリが混ざっていても、こっちが聞かない限り掘り下げない。
逆にBさんはこっちが見逃しそうなちょこっとプラスストーリーを
まるでザビエルを日本に迎えたは俺だ!とばかりに
歴史の一ページに立ち会ったかのようにオーバーなトークをする。
社員数、年商、支社数。
素晴らしい数字を持っているAさんは、こちらに聞かれては事実のみを話してくれるが
Bさんは聞かれもしないうちからどんどん数字を出し、
こっちはその数字に興味もなければ疑ってもいないのに
「信じられないなら●●にきけばわかる。」
「法務局で調べてもらっても構わないよ。」
みたいにおれは嘘をついていないんだ感をガンガン出す。

もちろんAさんの中にもお喋りがいたりやらかしもいるし
Bさんの中にも、人として尊敬できる人もいる。

だけどこの10年20年。
人と会って、組んだり離れたり信じたり裏切られたり
期待に応えられなかったり裏切ったり
喜んだり悲しんだり
いろいろ生きた中でAさんとBさんの違いは、だいぶわかった。

そして・・・俺もAさんにならなきゃなぁ。

人のふり見て我がふり直す。

昔の人はいい言葉を作ったものだ。

ということで今日から溝手。
聞かれたことだけ答える寡黙な男になります。

・・・今俺を知ってる人全員がこうつぶやいたに違いない。

「無理」

と。

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